アポストロフィーS

ワンワン!ワンワンワン!

アキシブ系…だと…

 こないだの週末は、「無為の日」だとかそーゆーことにほぼ全く関係なく、いつもの週末どおりに自宅警備員をしながらテキトーに過ごしたわけです。ホントにお金もないし、ウチにある本を眺めつつ、ネットで音やら映像やらを流しつつ。時々メシを作ったりして。
 でまあ、土日ともども、以前からぜひ聴いてみたいと思っていたネットラジオの放送(つか配信になるの?)があったので、聴けてうれしかったのです。
 …ってオレのどーでもいいチラ裏事情はさておき、本題。


 土曜にやってたtom2氏の童貞radioで小耳にはさんだんですが、「アキシブ系」なるコトバがあるらしい。なんでも「アキバ系渋谷系」ってことなんだそうな。いかにもマーケッターが思いつきそうな造語だなあと思ってたんですが、さっそくググってみたところ、もうWikipediaにまでまとまっていてちょっとビックリ。

 ■アキシブ系 - Wikipedia


 ■アキシブ系〜侮れないアニソン - テクノポップ All About四方宏明氏のコラム

 うーん、このへんの造語は金のニオイがするというか、いいように利用されちゃいそうなアレなので判断微妙になっちゃうのもわかるんですが、こんなのが出てきちゃう状況含めてなんかオモシロイ☆とか思ってちゃダメですかねえ?
 少なくとも、パーフリやスチャダラを聴いて岡崎京子センセのマンガを楽しみながら読みつつ、同時に紡木たくいくえみ綾くらもちふさこの少女マンガを読み尾崎豊中川勝彦ちあきなおみ奥田民生を聴きつつ、ゆうきまさみとりみき火浦功大原まり子を読みつつ難波弘之や洋物プログレの名盤を聴きつつ、YMOを全く聴かずに細野さんのエキゾ3部作をこよなく愛する*1みたいな、自分の食わず嫌いを含めた好き嫌い全開で貪欲に生きてきたオレみたいな人間には、妙に使いやすいありがたいお言葉に見えちゃうんだよなー、自虐的に使えるところも含めて。
 まあ、「渋谷系」って言葉が出てきた時も、すぐに「裏渋谷系」だの「デス渋谷系」だのワケわかんない造語が頻出した末に、なんだかわからないうちに終息していったような気がするしなあー。


*1:もちろん山本正之さんの名曲「光画部ユンタ」経由で細野さんの『泰安洋行』に行き着いたのだった、沖縄を通過しないオレの沖縄音階のルート♪ でもその後にちゃんと喜納昌吉センセも聴きましたとさ『BLOOD LINE』が大好きさ〜