少女マンガ雑誌の大雑把なまとめ
ずいぶん長い間、更新をサボっていましたが、ぼちぼち再開します。
で、今回は少女マンガ雑誌についてテキトーにまとめておこうかと。とりあえず、年代別で見ると以下のようになると思われ。
小学〜中学
いわゆる幼年向け、ふろく合戦が売れ行きにも影響します。またアニメ化によるメディアタイアップも影響大です。
りぼんだと『パワパフガールズZ』と『アニマル横丁』、
なかよしだと『ふたりはプリキュアS☆S』と『シュガシュガルーン』、
ちゃおだと『ふしぎ星☆のふたご姫』と『きらりん☆レボリューション』。
前者がタイアップ、後者がもともと連載されてて人気になりアニメ化作品。もっとも『シュガルーン』はアニメは先日終了なれどマンガ連載はもうちょっと続く様子、『ふたご姫』はアニメは続編が放送中だけどマンガ連載は終了(であってるかな??)。
他にも続々とアニメ化作品があり、なかなか追いかけるのはたいへんです。ただし、看板作家はアニメ化とはまた別に存在するのが世の常。たとえば『キャンディキャンディ』連載時のなかよしにおいて看板作家はあさぎり夕であったごとくです(って古い話で恐縮ですが…)
中学女子に特化(妄想エッチ路線)
さて、今いちばん問題となっているのがこのあたりです。親から見れば目を覆いたくなるようなエロ路線であり、中津川の女子中学生殺人事件への影響も指摘されており、今後は規制がかかる可能性もあります。しかし、いちばん需要があるのもこの路線でして、秋田書店が新雑誌創刊してこの路線への参入を目論んでいます。
また、上記と別格だけど同年代へ向けた競合誌として
が挙げられます。ちなみにChuChuはちゃおのお姉さん雑誌としてちょっと前に創刊されました。少女コミックと同じ出版社から出ているとは思えないものですので、お子様に安心してお買い求め頂けるかと思います。
中学〜高校
別冊御三家です。少女マンガのかつてのメインストリーム、定番中の定番でした。今でもここが定番だと思っている方も多いようですが、それはすでに過去です。時間は流れているものだと自覚しましょう。…ただまあ、完全にメインストリームでないかというと、そうとも言い切れない。歯切れが悪くて申し訳ありませんが(苦笑)映画化やアニメ化目白押しなワケです。別マだと『ラブ★コン』映画化、BETSUCOMIだと『僕等がいた』アニメ化。別フレだとアニメ化された『ピーチガール』とその続編『裏ピーチガール』。
同年代へ向けての競合誌としては、
がありますが、いづれもマンガマニア向けと言ってよいでしょう。ちなみに花とゆめ〜Wingsあたりを経て腐女子へのトビラが開くと考えられます。美少年、ホモ、やおい、ショタコン、あたりをキーワードにあげておきます。
高校〜大学、OL
21世紀の新・定番、それがこのあたり、いわゆるヤング・レディース路線です。Cookieの『NANA』、Kissの『のだめカンタービレ』、YOUNG YOU →コーラスの『ハチミツとクローバー』と、一番売れているマンガはここに集まっています。
競合誌としては、
などがあります。特にFEEL YOUNGは注目で、『ピース オブ ケイク』のジョージ朝倉、『サプリ』のおかざき真里あたりはチェックしといてソンはないでしょう。他3誌はかつての大家とマイナー作家の天国で、ぶっちゃけマニア向けと言えましょう。
あと、超別格として本の情報誌である