アポストロフィーS

ワンワン!ワンワンワン!

マシュマロ通信48話レビュー

 今朝のフルコースは、どれもおもしろかったけど、とりわけ「マシュマロ通信」がおもしろかった。今日は「しとやかバジル」という回。写真を撮ればいつもピンボケな女の子、バジルのお話。いつもサブタイトルはその回のメインのコが言うんだけど、今回はクラウドの声で「しとやかバジル」とやって、バジルが「あたいの話ィ〜?」とツッこむっていう(ぷぷぷ)
 例によってマシュマロ通信(という学校の新聞部のお話なのである)の編集会議にて、編集長サンディから「写真がピンボケになるのはバジルの性格にモンダイがあるんじゃないの??」と言われ、泣きながら飛び出してしまうバジル。何もそこまで言うことは…とナダメる編集部員たちだがそのあたりはさすがにサンディ、「モンダイ点があれば指摘するのがむしろトモダチってものじゃないの?」と意地っ張り。
 バジルはその写真の腕からマシュマロ通信の正式部員としては認められてないのね。ま、いつもピンボケじゃしょうがないんけど(笑) そこらへんをサンディとしては直して欲しいと思ってる。そうすれば正式部員として…みたいなことを言うんだけど、他のみんなは「バジルはもうマシュマロ通信の仲間だよー」と言う。でもサンディは「けじめはつけなきゃ」と言ってみんなの言うことに耳をかさない。
 その頃バジルはクラウド(サンディの家族といっしょに暮らしてるヒツジのぬいぐるみ♪ 李家のジィと同じ立場)に相談していたのだが、クラウドの提案でサンディのマンションに住むプラムさん(よくいるガミガミおばさん、でも若い頃は初代ミスマシュマロのベッピンさん)に「おっちょこちょいを直す特訓」を頼むことに…。
 はじめは何のことやらよくわからないため一旦は断るプラムさんだったけど、そんなに言うならと引き受け、とりあえず家事全般をやらせる事に。はりきるバジル、しかしそんなコトでおっちょこちょいは直るのか? 次の日学校で、サンディが昨日の続きを言おうとするもバジルは聞かず。他のみんなはバジルがスネてると思い込んで、勝手にサンディのフォローにまわる──「サンディはああ言ってるけど訳せばゴメンねってことなのよ」「そうそう、サンディが意地っ張りなの、知ってるだろ?」と。バジルは叫ぶ「そんなことみんなわかってる!」と。「だからみんなと距離を置きたいの」と。
 一度はプラムさんの訓練に挫折しかける。プラムさんがお出かけしてる時に掃除中に絵皿を割ってしまうのだ。あわてて証拠隠滅を謀ろうとするバジル。しかしそこへプラムさんが帰ってくる。口論になる二人。「あたいをしとやかにするはずなのにこんなことばかりやらせるから!」「じゃ、あたしがラクするためにやらせてるって言うのかい?」「ちがうんですか?」「…もうおかえり」このあたり、プラムさんはやっぱりサンディに似てると思ったな。なんていうかプライドの持ち方がそっくりなんだよなー。
 飛び出すバジル。泣きながら自分の家であるカナリアドーナッツに戻ると、新聞部のみんなが待っている(言い忘れてたけど、バジルはドーナツ屋の一人娘、カナリアドーナツは新聞部の溜まり場)。「そろそろネをあげる頃だと思ってた」とサンディ。他のみんなも「そのままのバジルでいいよ〜」と言ってくれる。それに甘えようとするバジル。しかし自分の心の中の声。あたし、今回はがんばるって思ってなかったっけ?「ちょっと忘れ物したから〜」と言ってプラムさんとこに戻るバジル(エライ!)
 訓練の甲斐あってバジルはみちがえるようにしとやかに! でも写真撮ってもやっぱりピンボケでした〜ってオチ(笑) このへんのマシュマロっぽさが大好き。キャラわかってるというかさー。でも、もうすぐマシュマロ終わっちゃうんだよね〜。悲しいなあー(´Д⊂グスン